歯周病と糖尿病
2023年11月16日
*当院は小田原駅から徒歩3分の場所にある女性院長の歯科クリニックです*
こんにちは、衛生士の橋本です。
近年歯周病は様々な全身疾患と関わりがある事が報告されています。
その中でも代表的な全身疾患であり多くの方が持病として持っている「糖尿病」との関係についてのお話です。
歯周病になると歯周病菌が血液にのって全身をめぐり、血糖値を下げるインスリンのはたらきを弱めてしまいます。
そのため、血糖コントロールが乱れて血糖値が上がるので、糖尿病のリスクが高くなります。
また糖尿病の方は免疫力が落ちているため歯周病菌への抵抗力が弱く、歯周病の症状が悪化しやすくなります。
全く関係が無さそうな「歯周病」と「糖尿病」、実はお互いに悪影響を及ぼす関係にあります。
実際に糖尿病の方が歯周病の治療をするとその数値が改善するという結果も出ています。
歯周病も糖尿病も生活習慣病です。
規則正しい生活習慣と毎日の歯ブラシ、そして定期的な歯科検診を受けてお口の中だけではなく全身の健康も守りましょう。