寝る前の歯磨きが大事な理由
2025年10月6日
⭐︎当院は小田原駅東口から徒歩3分にある、女性医院長のクリニックです⭐︎
こんにちは、サザンクロス歯科クリニック助手のホリオです。
一日の終わり、疲れてベッドに直行したくなること、ありますよね。
「今日はもういいか…」「朝磨くから大丈夫」「疲れて何もしたくない」
そう思って寝てしまいそうになったことは、誰にでも一度はあると思います。
しかし、実はこの寝る前の1回こそが、お口の健康を守るうえでとっても大切なのです。
日中は、話したり食べたりしている間に、常に唾液が分泌されています。
唾液には、食べかすや細菌を洗い流したり、酸を中和して歯を守る大切な働きがあります。
しかし、寝ている間は唾液の分泌量が1/10以下に減少します。
そのため、お口の中は乾燥し、細菌が繁殖しやすい環境に変わります。
虫歯菌は食べかすの中の糖分を食べて「酸」を作ります。
この酸が歯の表面(エナメル質)を溶かし、虫歯が始まります。
寝る前に歯を磨かずに寝ると、虫歯になる条件がそろってしまうのです。
夜の磨き残しは、虫歯だけでなく歯周病菌の繁殖にもつながります。
歯と歯ぐきの間(歯周ポケット)に汚れが残ると、炎症を起こし、歯ぐきが腫れたり、出血したり、やがて歯を支える骨が溶けていきます。
また、増えた細菌が作り出すガスが、朝の口臭の大きな原因になります。
「朝の口臭が強い」と感じる方は、夜の歯磨きを見直すだけで改善することもあります。
1日1回、夜だけでもフロスを通す習慣を。
ながら磨きをしていると、磨いてる風で実は磨けていないかもしれません。鏡を見ながら丁寧に磨いてみるのもひとつの方法です!
どんなに忙しい日でも、「寝る前だけは必ず歯を磨く」ことを意識するだけで、虫歯・歯周病・口臭のリスクを大きく減らすことができます。
忙しい毎日ですが未来の自分のために頑張って歯磨きしてみてください。








