災害時の『食べる』の備え
2025年04月16日
⭐︎当院は小田原駅東口から徒歩3分にある、女性医院長のクリニックです⭐︎
こんにちは。歯科衛生士のワチです。
最近大規模な山火事のニュースが全国的に色々な地域でありましたね。
その際に避難を余儀なくされた方もたくさんいらっしゃいました。
明日は我が身。災害時の備えに対する関心はより一層増したかと思います。
被災地では食材や調理方法に制限が課せられます。
それゆえに普段通りの食事は困難です。
噛む事や飲み込む事に問題のある方は食べやすいもの、食べやすいかたちにすることは発災直後はそれがかなわないことが多くあります
。
例えば、
・普段の食器やテーブル、椅子が異なる
・支援物資はおにぎり、パン、カップ麺が多くなる
・冷たい食事は硬く食べにくい
・適した栄養を摂ることは困難
などが想定されます。
備えとして、発災早期から食べる意欲のわく食事をご自身で平時から準備しておくことが推奨されています。
備蓄の食品は食べてみたことはありますか?
アルファ米は水だけで戻るお米です。
調べるとたくさんアレンジメニューが検索出来ます。
お水の代わりに野菜ジュースや缶詰で戻すなど美味しく栄養価も高くなるレシピもあります。
一度作ってご家族で試食してみても良いかもしれません。
食べることは生きるために必要不可欠です。
災害時の『食べる』をイメージしてご自身やご家族のために備えることを是非考えてみてください。
そして『食べたら歯磨き』が大切です。
備えの中に歯ブラシは入っていますか?
災害時は断水も予想されるためペーストよりうがい不要の液体歯磨きが推奨されています。
歯ブラシだけでなくフロスや歯間ブラシ、コップや入れ歯の保管ケース、洗浄剤もできれば入れておきたいものですが、大切なのは使い慣れているものを入れておいて頂くことです。
もう一度災害時の備えをぜひ見直してみてください。