乳歯が抜けたら?
2025年06月12日
⭐︎当院は小田原駅東口から徒歩3分にある、女性医院長のクリニックです⭐︎
こんにちは、サザンクロス歯科クリニック助手のハッタです。
みなさんは、子供の頃乳歯が抜けたとき、その歯はどうしていましたか?
私は子供の頃、『乳歯が抜けたら投げなきゃね』と両親に言われていました。
下の歯は屋根の上、上の歯は縁の下へ投げていた記憶があります。
子供の頃は何も疑問を感じることなく、言われるがまま投げていましたが、大人になってなんであの時歯を投げていたんだろう?と思いました。
乳歯を投げるという風習には、後に生えてくる永久歯が、正しい方向へ導かれ、丈夫に生えてくるようにという願いが込められています。また、ネズミの歯のように強くなるように願うこともあります。
日本も地域によって意味など異なることもあるようですが、このような風習は他の国でも行われているようです。
例えばアメリカでは、抜けた乳歯を枕の下に置くとトゥースフェアリー(歯の妖精)が訪れて、歯を持ち替え、その代わりにお金やプレゼントと替えてくれたりするそうです。
サンタさんみたいですよね⭐︎
このように、他にもいろんな国ではさまざまな風習があるようです。それぞれの考え方がたくさんあって面白いですよね!
みなさん、全員が全員このような行為をしたとは限らず、環境が変わりお住まいがマンションの方も増え、乳歯を投げることが難しくなっていると思います。
その代わりに、抜けた乳歯を成長の証として保管できる可愛いケースなどがあるようです♩
科学的な根拠があるものではないですが、今も変わらず、子供に健やかな歯が生えてきますように…と、願いを込めた、言い伝えやおまじないが伝わっているのは素敵なことだと思います。
乳歯も永久歯も、毎日しっかり歯磨きをして定期検診をきちんと受けて、いつまで健康な歯と歯肉で過ごしていきましょう⭐︎