甘いものをたくさん食べるから虫歯になる?
2025年03月16日
⭐︎当院は小田原駅東口から徒歩3分にある、女性医院長のクリニックです⭐︎
こんにちは。歯科衛生士のワチです。
虫歯にならないようにというと皆さんはどんな対策をとりますか。
歯磨きを気をつける、フッ素が入った歯磨き粉にしてみる、甘いものを食べない…ということが浮かぶのではないでしょうか。
どれも間違えではかく、正しい歯磨きの仕方は歯科衛生士からご指導させていただきますし、どんな歯磨き粉をどのくらい使った方が良いのか、歯ブラシはこれでいいのか、というようなセルフケアのお悩みも一緒に考えさせて下さい。
今回はこの虫歯リスクの中でも甘いものについてです。
虫歯になるのは甘いものをたくさん食べてしまっているから…と思って甘いものの量をを控えたのに虫歯になってしまった!ということもあり得るんです。
それは量ではなく、食べ方に問題があるかもしれません。
お口の中にものを入れると、お口の中では細菌の生み出す酸によって歯の成分が溶け出します。脱灰と呼ばれる現象です。
その後、時間をかけて唾液が成分を歯に戻していきます。これを再石灰化といいます。
この溶ける力が戻す力がを上回る状態が長時間続くと虫歯になります。
この時の問題は、甘いものの量より『頻度や時間』です。
ひっきりなしに甘いもの(糖分)を口にしていると、唾液がはを修復する時間が取れません。
なので、飴をずっと舐めていたり、ドリンクをチビチビ飲んでいたりすると、こちらの方がずっと虫歯になりやすい口腔環境になってしまいます。
一見ヘルシーに思えるスポーツドリンクや野菜ジュースにも意外とお砂糖が多く含まれているので要注意です!
虫歯のリスクが上がる食後こそしっかり歯磨きの時間を取って、ご自身のお口を守りましょう。
また定期的に検診にいらして頂くのもとても大切です。
お痛みがなくても定期的な受診をお勧めします。